佐賀空港は自宅からも遠くなく駐車場が無料で、東京日帰りもでき、とても使い勝手が良いので最近はこちらを利用することが多い。

私がはーたんさんに興味を持ったのはX（旧Twitter）での投稿を偶然見かけてから。パーソナルカラーやメイク、コスメに対する論理的な視点が興味深くフォローさせてもらった。
パーソナルカラーは20数年前に一通り学んだから知識はあり、自分はイエベ春ということはわかっている。でも、ここ数年よく見かける1st,2ndの判断方法とか、はーたんさんが私を見た時にどういう判断をされるのか、どんなアドバイスをされるのかの興味が勝り、診断とレッスンの予約を入れたのだ。

11月下旬、関東某所のサロンに伺うとはーたんさんが笑顔で迎えてくれた。
ついて早々、まずファンデーションの色味を見るところから始まったのには驚いたけど、いくつかのブランドのファンデを頬に乗せ色味を見ていく。どうもそれまで使っていたNARSのカラーは合ってなかったらしい。極度の乾燥もあってRMKのクリームファンデを勧められた。

次にいろんなカラーのドレープを顔の下に当ててパーソナルカラー診断へ。私の場合は青みカラーを当てると血色悪く、クマが目立ったり、黄みカラーを乗せると血色良く元気に見えたり・・。自然にイキイキと見える色のグループを探していく作業を繰り返し、似合う色の属性を探っていった。

結果1st:イエベ春、2nd:イエベ秋。

私としてはまさかの結果！春はそうだと思っていたけど、鮮やかな色が得意で、くすみや暗めカラーが苦手なのでてっきり2ndはブルベ冬かと思っていた。というか希望があったのかもしれない。
なんで秋？！そう思ったけど、はーたんさんの解説に納得。秋カラーが全て得意というわけではなく、得意な属性のものが多いのかな。

まず、パーソナルカラーの1stと2ndとは何かというと、私個人の解釈としては色相、明度、彩度、清濁のそれぞれでどこの位置に属するのか自分の属性を見つけるということだと思う。

で、私の場合は・・・

色相：イエベ
明度：中〜高明度
彩度：中〜高彩度
清濁：清色
ということで黄みの強い暖色、特に鮮やかでくすみのない色が得意ということがわかった。だいたい自分の思っていたことと同じだったが、一つだけ、こんなにもイエベだとは思ってなかったな〜。たぶんブルベ冬の色味が好みなのもあって、バイアスかかってたのかもな。

それから、パーソナルカラーに沿ってはーたんさんおすすめのコスメを使いながらのメイクレッスン。ファンデの塗り方、コンシーラーの位置、アイシャドウの配色や竹串を使ったマスカラのほぐし方など全てが勉強になる。中でも一番聞いてよかったのがチークの色選び。私は現在「酒さ」の治療中で赤ら顔に悩まされている。なので、チーク選びには難しさを感じていたけど、パウダータイプの白っぽいものを選ぶといいよと。塗布してもらったら、確かにとても自然で火照った感じにみえない。コスメカウンターでも勧められたことなかったし、自分では絶対に選ばない色。大袈裟に言うとこれだけでも来た甲斐があったとさえ思った。

レッスンの間もいろんなことをお喋りして、はーたんさんの、理論はちゃんとあるけど柔軟な考え方が素敵だなと思ったし、今後のお仕事の方向性のお話も聞かせてもらい、とても楽しい時間だったな。

途中、意地悪な質問で「こんなにイエベだったら全身ブラックコーデとか無理ですよね」と伺ったら「そんなことないですよ〜。明るいヘアメイクにしてゴールドアクセつけたらかっこいいよ」と仰って、同じ！私もそう思う！とグッと信頼感が増しました。

パーソナルカラーや骨格診断（この二つは以前勉強しました）、顔タイプ診断など今すごく流行ってますね。診断で似合うものを提案してもらうのは今後の指針となるし、基本としてあっていい。ヘアメイクもSNSを覗けばすぐにテクニックを真似できる。いい時代になったなーとも思うけど、頼り過ぎるがあまり、自分で試したり失敗したりそして考えることを放棄したら、いつまで経っても自分ごとにならないから、取り入れ方には要注意。

メイクやファッションは身だしなみと考える人、人に好かれたいから見栄えが大切と考える方、いやいや自分を喜ばせ自己肯定感を上げるためでしょと言う方・・・。いろんなスタンスの方がいる。

診断を受けたら全て受け入れたくなるし、これ以外ダメなんだと極端な考えに陥ることも。
でもなんか、私個人の考えだけど、そこに自分らしさが見えないと面白くないなーと思う。

世の中には様々な情報が溢れていて取捨選択は難しいけど、それでもいつも心の奥底ではどうありたいのかをちゃんと見失わないでいたい。