2025/05/19 23:48

お久しぶりの髙尾です。先日一つ歳を取りました。なんと50歳。文字にしてもなんか実感が湧かない・・・。実を言うとある晴れをオープンした44歳頃まではなんの疑いもなく自分は若者のグループにいると思っていました。(烏滸がましい!)それが40代後半になり、50が近づくにつれ、ん?これはなんか世間とのずれが出てきたぞと感じることも。今年、長男が大学生にそして次男が高校生になったのですが、もう大人と同じ目線で話せるようになっていて、彼らと話をするときにうっすらと今時感を感じるのです。


そんなこんなで、そうかシニア世代の仲間入りをしたのだなと実感したのですが、その頃からやはり自分の考え方だけでなく、外見や服装について悩むことも増えていきました。悩むというか、今までの格好がしっくりこないというか。同世代の皆さん、一度は考えたことありませんか。「これから私、何を着たらいいんだろう?」と。そこでよく言われるのが(私たちも常々言っていますが)「好きな服を好きに着たらいい」ということ。でも、悩んでいたらそもそも好きなものがわからないという意見も。

そしたらどうする?私が思うのはとことん観察する!です。街を歩く人を、メデイアに出ている人を、雑誌のモデルさんを、友人知人を。
そして、この人素敵だな、この装い好みだなという瞬間が必ず訪れます。どこが好みだと思ったのかじっくり考えて、それを真似してみましょう。まずは妄想で。その為には自分も観察しなきゃいけませんね。大変です。じっくり自分を観察するって、この歳になるとまぁまぁ辛いものがあったりしますが、ここでめげてはいけません。目が窪んできたなとか髪がパサついてるなとか、重心が下になってきたなとかいろいろあります。でもなりたい自分になるために、毎日鏡とにらめっこです。ぼんやり浮かんでいる素敵だなと思う格好を、まずは自身のワードローブで試してみる。次にしっくりこないところ、足りないところを探す。それはお洋服や小物のアイテムかもしれないし、コスメかもしれないし、メイクやヘアアレンジなんかのテクニックかもしれない。ここまできて、うーんわからないとなった時はその道のプロに頼っても。

ある晴れではこの好きを見つける第一歩として雑誌を使った「ファッションコラージュの会」を開催しています。(最近していなかったので、そろそろ企画しましょうね)服に限らず、インテリアやスイーツなどなんでも好きだと思うものをじゃんじゃん切り抜いて、それを一枚の紙にコラージュしていくと自分はこういうものが好きだったのかと可視化できます。それが大事で、好きは絶対に自分の中から出てくるのです。
今現在、世の中はいろんな情報で溢れています。お洋服を着るのにもいろんな診断がありますし、SNSでは様々な着こなしのポイント動画も流れてきますね。とても便利なものですが、まずは自分をじっくり観察すること、外見も内面も。そうすると自分の中心に一本筋が通って、上手にそういったものも活用できるのではないでしょうか。逆にそれがないといつまでたっても「何を着たらいいのかわからない」から逃れられないかも。
可愛いは自分の中に必ずあります。